05/04/30 kill the poltergeist urban security @原宿REKIO

■set list■

ステレオ
待つ人
〜ギタートラブルの夕べ〜
真っ白む
薄荷

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ラ　イ　ヴ　み　じ　け　ー　ー　！

今日はドラム氏復帰で
実に楽しそうに叩く人やなぁ、と　ちょっと気分ほっこり。
表情ごと叩いてるものね！

メンバー全員揃ってることの大きさを
ライヴで見るの２度目（ほんとは３回か）にして感じたのは
「待つ人」のサビ前のリズムが微妙に溜まって、
ぐわーっと上っていくトコロ。
あのすっごく微妙なフワっと浮いて、地につくような感じは
この人達じゃないと出せない雰囲気なんだろうなぁ…と。

個人的趣味だと、サビの「窓から〜」の直前？の
ベースラインのスライドとか、ちょっとアレンジが加わるところ。
いや、曲自体のライブアレンジが、すげーく好みだった！（シビレ）

で、また、その時のメンバー諸氏のカオ。

前回のサポートの海保氏もすごかった。
あんな短時間で、あれだけ叩ききるんだから
相当な腕で、それでずっと渡って来てるサムライみたいな人だと思った。
引いてる時の楽しそうな様は、沼澤さんを思い出させた。

でも。でもですわ。

このメンバーでやれんのが　楽しんだーー！

てのが、すっごい出てて。（出てるように見えて）
それがすごく、バンドの本質だなぁと思えて
見ててすごく気持ちが満ちた。

わたしは、志すところがなんであれ
そういうところが見えるバンドが大好きだ。

イイ音、イイライヴしてたら、見る人は見るし
気付く人達だって自然と増えてくる。
そこに欲が出るのはもっともだと思うけど、
そこでどんだけ地に足つけてられるかだよなぁ…。

あぁ、知ったようなクチを。

で。２曲目終盤でボーカル＆ｇ氏のギターの
ネックストラップが、華々しくスッポーン！と飛びまして。
ドライバー借り受けーの、直しーの、
直ったかと思ったら、またすっぽ抜けーの。
結局対バンさんにギター借り受け、と相成りまして。

こういう空気は結構嫌いじゃない。

バンドさんがオロオロしまくっちゃったり、
なんの場つなぎも出来ないと、見てるこっちもツライけど
今回は余計おいしー思いが出来てしまって。

ギター氏の爪弾きから軽くジャムりみたいな感じになって
そこへ、ギター直し中のボーカル氏の
即興ウタが混ざって。
その歌詞が　「花粉症でーマスクを買ってー」みたいな
どないやねん！的なやつで　おっかしかった。

そこからギター氏の「さだまさし　うたいます！」で「秋桜」
……うぅっぅシブイ…そして　切ない！

トラブルを経てる間、ギターのポロンポロンする音が
「京成スカイライナー」だったんですが
おそらく予定されていたであろうに
トラブルによりあと２曲！！　うーわーはしょられたー！（凹）

トラブルがあって、しょんぼり気味のボーカル氏の表情も
まぁさもありなんって感じでしたが
見てる側も周りも結構楽しかったんじゃないかなってかんじで。

そんなこんなで「真っ白む」に。

こんな事を言うのは気が引けるんですが。

ＰＡさん！　あのボリュームはねぇだろう！！！
この曲のイントロはカミテギター氏がかなり良いのに！
それをぶっ殺す勢いでボーカルギター氏の音、上げたっしょ？！
さっき借り受けたばっかりのギターで完璧とは言いがたいチューニングで
そりゃあねぇっすよ。
下げ目から調節してくれても良かったんと違う？？？
出音の悪さは、ベースのダブり具合でしょっぱなから気にはなったけど
あーんまーりだーーー。

聞き耳たてまくって、ギター氏の音にスイスイ酔って
結局ええ気分だったので、一過性ブンスカ！なんですが。
（そういって書くあたり根性曲がってるよな。）

サビ後半でのドラムの盛り上がりも、叩いてる本人ごと盛り上がってて
ほんとに見てて気持ちがイイ人達だなぁ、と。

で、最後の「薄荷」を聞いて。

音が流れるまま、うつむいて浸りながら聞いてたんですが（サムい…？）
いや、良い歌詞だなぁ、と。
なんかこう。具体的すぎず、景色というか、背景がぼんやり見えるかんじで。
音色って大きいなぁ。

なんだかんだありながらも、
また、次でリベンジしたいなー（とくに京成スカイライナー）と
思いつつ！
やっぱり見たいものを見たいときに、見聞き出来るのはありがたいな、と。
思ったライヴでございました。


※あのハコは、一度道を覚えればなんてことなさそーなんで。
是非またあそこを利用してくれないかなぁ。