晴れた1月の昼間。
散歩がてら歩いて向かう吉祥寺へ向かうときに
いつも歩いている道とは違う方へ歩いてみた。
中央線の車窓からここ数年ずっと気になる建物があったので
今日こそこの目で間近に見たる!!と目論んで。
三鷹駅南口からてくてく歩くこと10分ほどで
その建物は見えてきましたよー。 こんなん。
遠目で見たとおり2階建て。
大きめでユニークなデザインの民家…?なのかしら?
土壁で、屋根はまごうことなき草屋根です。
しかも珍しくふっかふか~の土の厚み!!
50cmは無いだろうけど…でもしっかり土と根が張れるだけの厚さ。
ふぁー!良い建物だなぁ!と思って正面をよく見ると
ここ、ジブリ関係の建物だった!! うわーーーあ!!
【草屋】←という項目でwikipediaにも載ってた
ジブリ美術館のマーチャンダイズ系マンマユート団や
アニメーション制作の二馬力などの名前が。
ただエコを意識だけの草屋根や屋上・壁面緑化とはちがう
根底から土と緑との暮らしを意識したようなあったかい建物。
んんんーージブリ関係かぁ、納得。
この建物の建築は「山田建築研究所」さんによるもので、
他にもジブリ関係のアトリエなどを手掛けられてるんですね。
「新築」のところにこの「草屋」の案内があります。
建築が好きな人も、緑化に興味がある人も、ジブリの好きな人も
是非いちど!
ところでこの草屋根に使われている「アゼターフ」という素材は
実際の休耕田から作られているとか。
(あ!!あぜ道のアゼに、芝生のターフか!!)
すごいなぁ、こういうのが出来るもんなんだなぁ。
本来緑があった地面(地表)をどんどこ開発して
コンクリートやアスファルトで埋めて発展してきているので
今更それを更地に戻すなんてことはちょっと難し過ぎると思う。
シビアなようだけど、変えちゃったものを元に、ってのは…ねー。
でもそのコンクリートやアスファルトの上に立つ建物の屋上や壁面を
改めて緑のある場所として利用しようとするのは
今の時代に合っていながら、過去の緑の再現に繋がていくようで
面白いなぁと思いながらワクワクする。
視覚にも穏やかで、折に触れ変化があって
なおかつ環境にも優しいのであれば
そういった作りの家で過ごしてみたいです。
もし何かのきっかけで家を建てられるとしたら
緑化でわさわさした外観で
収納の多い明るい家を建てたいなー。
- ABOUT
- カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
★人気のエントリー★
・口内炎を早く治す方法
・ポップオペラ・藤澤ノリマサ
・F-08A&F-09Aはこちらから
- プロフィール
- カテゴリー
- アーカイブ
- ブログ内検索
- 最新TB
- アクセス解析